ガーシー先生爆誕

2019年参議院選にN国が誕生した際に、受かるはずのない候補者を全国に
バラマキました。

そのことが不思議だった僕は参議院選の仕組みを学び、その延長で衆議院選挙
の仕組みを学び、結果として選挙そのものが好きになりました。
野球も知らない人から見たら木の棒で球をひっぱたく無意味な遊びですが、
ルールを知り、戦略、チームや監督、選手の個性などを知ると、
野球はめちゃめちゃ面白いでしょう。
僕にとっては選挙がそんな感じです。

さて、タイトルのガーシーですが、彼の当選には賛否あるでしょうが、
彼はすさまじい快挙を成し遂げました。
それは比例において28万票もガーシーと書いた方がいたという事実です。

野党の参議院比例において個人名の得票数ランキングをつけると、
1位辻本清美42万票 2位ガーシー28万票 3位福島みずほ21万票
となります。ちなみに野党で20万超えているのは以上3名となります。

野党タレント候補を見ると多いとこで水道橋博士が11万票、松野明美が5万票、2019年須藤元気さんで7万票です。 実績なしの野党新人としては圧倒的いや。ありえない数字をたたき出しました。

2022年に行われた衆議院選挙においてN党は80万票程度獲得しました。
衆議院選挙は参議院より投票率が下がるにも関わらず今回の選挙ではN党全体で
125万票獲得しました。つまり45万も伸ばしました。

伸ばした野党で言えば社民党が100万から125万票と25万票伸ばしました。
社民党は存続の危機という事で福島みずほさんの獅子奮迅の遊説
N党はガーシーという切り札が増加の主要因でしょう。

つまりガーシーは個人名で28万とっただけでなく、党勢を45万票拡大した
という風に僕は解釈します。
つまり福島みずほよりも圧倒的であったということです。 ちなみに11万票を獲得した水道橋博士ですが、れいわ自体の票は前回衆議院選挙から全くのびていません。つまり、単にれいわ支持者の中では水道橋博士が人気があっただけという事です。

ガーシーという候補のすさまじさ。皆様に伝わると幸いです。