カテゴリー別アーカイブ: 税金全般

基礎控除の過去

もう少しで確定申告の時期なんですが、 ふと基礎控除ってなんなのかなと思って調べてみました。 どんな経済活動をしていようが、とりあえずこの基礎控除は使えます。 どんな人にもこの控除を使えるというのなら、 最低限度文化的な生活を営めるだけ=生活保護の支給額 となっていれば納得感があります。 であれば、所得税は最低限度文化的な生活を営める以上のお金に対してかかりますよという事ですね。 けど38万円ってなんやねんとなります。 月3万円ちょいで生活ってどう考えても無理です。 一応昔は参考の献立や散髪代とかいろんなものを考慮したうえで、 基礎控除が決まっていたようです。 個人のブログから引っ張ってきたので数字が正確かは微妙ですが、 昭和35年はサラリーマンの平均月収が18500円位で基礎控除が9万円だったそうです。 サラリーマンの月給5か月分位=基礎控除み・・・続きを読む

償却資産税と古民家ビジネス

多分一般の方は一生おさめることがないであろう税金の筆頭がこの償却資産税かと思います。 そんな税金の申告が1月末で終わりました。 どんな税金かざっくりと言いますと商売をしている人が、 資産をゲットした際、それが一定金額を超えると資産の額に応じて税金を払うという物です。 ここで固定資産税の係る土地建物、自動車税の係る車などは課税対象ではありません。 一番イメージしやすいところでいいますと、町工場の社長さんが1000万円で新しい機械を買った! みたいなパターンでしょうか。 一応150万円以上の資産がなければ課税はされません。 これのとても嫌な所が僕にはみんながみんなこれを正しく払っているとは思えない上、 正しく徴税するのって無理じゃない??と疑問を持ってしまう所です。 これは飲食店が開業に工事をした場合でもこの工事はある種の資産だ!という風になりますので、・・・続きを読む

イデコについて

全く本業とは関係ないのですが、最近イデコについて相談を受けました。 まぁイデコも所得控除となりますので、全く関係ないわけではないですが。 金融関係で税金が安くなるといいますと、保険が最もポピュラーです。 年末調整していて保険の添付書類がないと、『民間の生命保険は入っておられないのですか?』 と念押しの確認をします。 保険に入らない方ってかなり異端な気がします。 民間の保険による控除は、年金、介護、生保で合計10万とか位だったような。 そして10万円払っても10万円の控除は受けられません。 満額の控除を受けようと思ったらそれ相応に払った結果として10万円の控除が受けられます。 一方のイデコですが、普通のサラリーマン(あんまり企業年金とかがあつくない普通のとこ)だったら、 年額27万位イデコに払うと27万円所得控除が受けられます。 全額の所得控除というのは中々・・・続きを読む