相続コンサルティング

所得税や住民税はサラリーマンをやっていると毎月差し引かれるので、『この程度の金額が給料から差し引かれる』という感覚があるかと思います。 然しながら相続税は人生に多くて2回、少ない人は0回という実に親しみも実感も湧かない税金です。 そのため、『ウチはいくら払わなきゃいけないのだろう。』という漠然とした不安を抱えた方が多くいらっしゃるかと思われます。
当事務所の相続コンサルティングでは何よりも最初に現状ベースの相続税の見込み納税額の算出から始めさせていただきます。 その後各種節税方法のご提案をこちらからさせて頂き、そのご家族に合ったオーダーメイドの方法を作成し、実行させていただきます。

相続コンサルティング事例


Aさんはご主人に先立たれた80歳を超えたおばあさんで、二人のお子様(男女)がいらっしゃいました。資産内容としては不動産を中心に概ね1億2000万円程度の資産をお持ちで、相続税が増税で幾らになるのか不安という相談内容をお持ちの方でした。

Aさんはマンション や、収益物件を建てる等のリスクの高い節税方法はあまりお好きではなく、 一番安全、安心な方法を、そして息子様のほうの筋により多いお金を渡すおつもりでした。
普通に相続をすると、納税額は1000万円近くなりますが、息子の子供さんを孫養子に迎える方法をご提案させていただきました。結果200万円程度節税となりました。 更に贈与もおススメさせて頂いたのですが、それに関してはあまり大きなお金を見せると子供や孫がダメになるとお話されていたので、これ以上の方法はいらないとおっしゃっていました。

なかなか孫を養子に取るというのは家族によっては抵抗があるでしょうが、このA家の場合はそこには抵抗がないようでした。又、節税よりも大きなお金を見せないというのも又Aさんの考え方です。
いろんな意見、考え方があるので、相続対策はオーダーメイドで現状を把握してやっていくのが一番かと思います。無駄に重税感をあおる記事に踊らないほうが絶対に良い結果が残ると僕は確信しています。但し、被相続人が亡くなる直前にお話をいただいてしまうと、とれる選択肢は大きく限定されてしまいます。ちょっとでも不安だなと思われたら、早い段階でご相談頂けるとかなり大きな金額を節税できるかと思いますので、お気軽にお問い合わせください。