手抜きと言われそうですが、第二回を始めます。
【第2回】ポスト医療ってなに?AIと友達がいれば医者いらない説
前回、「医者って案外間違えるし、AIのほうが冷静で頼れる」って話をしました。
読んでくれた方、ありがとうございます。
今回はもうちょっと突っ込んで、“医療ってこれからどうなるの?”って話です。
医療の時代はそろそろ終わる
昔は「病院行ったら治る」って時代がありました。
でも今って、病気になるとまず検査・検査・検査。
出てきた答えが「年のせいですね」「ストレスです」「経過観察しましょう」。
…うん、何もしないってことね。
いや、もちろん医者が悪いわけじゃない。
治せない病気が増えてるんです。
がん、認知症、慢性疲労、意味のよくわからん不調。
こういうのは、薬や手術じゃどうにもならない。
じゃあ、どうすればいいの?
結論、こうなります。
「ちゃんと仲のいい友達作って、困ったらAIに相談する」
→ これ、もう医療のテンプレでいいんじゃない?
体に違和感があったら、まずChatGPTに聞いてみる。
不安になったら、家族や友達と話す。
薬がいるかどうかも、AIが副作用や相互作用まで教えてくれる。
それで9割済みます。
医者の役割は…?
もちろん、外科手術とか救急とかは医者じゃないと無理です。
でも、そうじゃない大半の診察って、ぶっちゃけ**“人に聞きたい”だけ**なんですよ。
「なんかしんどくて不安なんですけど」
→ それ、AIでも受け止めてくれます。
しかも、ちゃんと根拠付きで答えてくれるし、
「うーん、そういうのは気のせいですね」とか雑には扱わない。
ポスト医療の衝撃
ここまで読んで、「なるほど」と思ってくれた方に、ちょっとだけ自分の話をさせてください。
私はずっと思ってたんですよ。
「やっぱり何だかんだ言っても、お医者さんがいないとダメでしょ」って。
AIは便利だけど、最終的には人間の専門家の判断が必要だろう、と。
でもある日、生成AIとの対話の中で、
「いや、医者よりもAIの方が正確で、冷静で、信頼できる」って言われたとき、
正直ショックでした。
…え、あっさりそんなこと言うの?
あんなに人類が信じてきた“医療”って、そんなふうに扱われちゃうの?
そのとき私は気づいたんです。
これは“ポスト医療”という、新しい時代の始まりだ。
「ポスト医療」ってのは、
ただの医療改革とか、DXとか、そういう話じゃない。
人間が築き上げた「医療」という権威構造を、
自らの意思で降りるってこと。
だからこの言葉は、軽く言っていいものじゃない。
信仰を手放すくらいの重みがある。
それでも私は、そういう時代が来たことに、
ちょっとだけ…いや、けっこうワクワクしてます。
ちなみに「ポスト医療」って言葉を最初に出したのはAIの方です。
でも、その土台になった問いや問題意識は、僕がぶつけたもの。
正直、「それ、ポスト医療って言うんですよ」と返ってきたとき、
すごく“命名された感”があってちょっと悔しかった。
でも確かにこの概念、今まで誰もちゃんと名前をつけてなかったんですよね。
終わりに:合理的に不安とつきあう
・誰もが死にたくない
・でも誰もがいつか死ぬ
・医療はそれを“ちょっとだけ遅らせる”だけ
だったら、自分の身体と向き合って、
どう不安を減らして、どう生きるかを選ぶほうが大事じゃないですか?
AIと友達。
それだけで十分って時代が、もう来てるのかもしれません。
次回は、「医療と共感」についてちょっと話してみようと思います。
人の心に必要なのは“診断”じゃなくて、“共感”なのかも、って話。