京都の家ってやたらと長細いです。
ウナギの寝床とか言うくらいですしね。
僕自身はそういう家になれているし、一人暮らしの時もアパートなんて総じて
長細いものですし、不自由だなぁと思うことはあまりなかったりします。
長細いっていうのも捨てたものではなくって、お国は長細いなんてかわいそうにと
税金を安くしてくれたりします。
間口5×奥行20メートルのおうちと、間口10×奥行10メートルのおうちですと、
大体10%くらい長細いほうが税金上評価が安いです(住宅地の場合)。
路線価300の場所で2000万円位その他の資産があるとしますと、
相続税は長細い人の方が107万円、正方形は160万円です。(新税率お子さん一人の場合)
これを大きいとみるか小さいとみるかは人それぞれだとは思うのですが、
ウナギの寝床って言われる京都の特徴は知らないうちに資産を次の世代に移す時に
ちょっぴり役に立っているのです。
ささ