新築マンション価格と年収の倍率が京都は9,5で東京に次ぐ2位だったという話を先日書きました。
僕はこの理由が非常に気になったので、講師の先生に『東京が1位なのは分かりますけど、なんで京都が2位なのですか?』と質問してみました。
先生の回答はこんな感じだったでしょうか。
京都という街のユニークさ故、東京や外国の富裕層がなぜか京都にセカンドハウス(主にマンション)を持ちたがるかららしいです。そういう方々は、3000万円程度のセカンドハウスはいらないんでしょうね。うらやましいことです。
実際先生の知人でも2人くらい京都にマンションをお持ちとのことでした。
マンション買って家具揃えるのならホテル泊まったほうがラクだし、安上がりじゃないかなと思う僕は庶民なのでしょうね。
僕はたまに夜中に散歩をするのですが、京都の高級マンションの前を夜に通り過ぎると灯はまばらなんです。所有者はどこかほかの所に居を構えているのですから。
さて、こんな風に不動産は活況に湧いているのですが、これは別に日本全国というわけではないのです。日本全体でみれば路線価は0.7%の下落らしいです。
一部の利便性の高い場所に限り地価は上がっているのです。
ちょっと気になって東京の不便そうな所、高島平駅から徒歩20分の場所の路線価を見てみたのですが、全く昨年と変わらずでした。(高島平駅を愛してやまない方、すいません。。)
その一方で魅力的な駅の周辺であれば5%以上上昇なんてザラです。人も富も一極集中なんだなぁと思う、今日この頃です。