【京都市】資金調達についてはコンサルタントへ相談を!出資と融資のメリット・デメリット

京都市の税理士・公認会計士が出資と融資について詳しくご紹介!

京都市で資金調達にお悩みの方もいらっしゃるでしょう。会社の起業時にはオフィスや人材の確保、商品や備品などの仕入れ代、広告宣伝費、設備費など初期費用が必要です。新規ビジネスの開拓など、他社と差をつけるためにはまとまった運営資金が欠かせません。

自己資金で賄うことができればベストですが、すべてを自己資金でやりくりするのは難しいでしょう。会社経営の維持・発展できるかどうかのカギを握るのが、資金調達です。そのため、起業を考える際には資金調達方法についてもきちんと考えなくてはいけないのです。資金調達で悩んだときには、税理士や公認会計士に相談しましょう。資金調達方法として、「出資」と「融資」があります。ここでは、起業時における出資と融資の違いと、それぞれのメリット・デメリットを解説いたします。

起業の資金調達はコンサルタントへご相談!出資と融資について

電球マーク

資金調達の方法は、大きく分けて出資と融資に分類されます。企業の規模や事業内容、条件に合わせて選ぶことが可能です。

出資とは

出資とはビジネスの成功や企業の成長を期待し、企業の株式を投資家が引き受けて、その対価として資金を提供することです。ベンチャー企業にとって相性がいいのはこの出資です。投資家が企業の株式を購入し、資金援助をするのが一般的です。

基本的に出資には返済義務がありません。いわゆる借金ではないということです。返済の義務はないものの、出資者は企業の成長を期待しています。そのため、ビジネスをうまく展開し、出資者に対して出資金に相当するメリットをお返しする必要があります。

企業の成長がその会社の株価に相当するため、投資家が企業を大きくするための支援を行う場合も少なくありません。その際は他企業との業務提携や人材紹介などのサポートを行います。

融資とは

融資とは、金融機関から資金を借りて調達することです。出資とは異なり、融資には返済義務があります。借りた金額に利息を足した金額を返済していくことになります。

ベンチャー企業やスタートアップ企業など、起業したばかりで事業実績がない場合、金融機関から融資を受けるのは容易ではありません。また、創業後すぐに経営不振に陥った場合も返済能力が低いと捉えられ、融資が受けられないことがあります。

金融機関からの融資は、消費者金融より低金利で借入できるのが一般的ですが、融資を受ける場合は月々の返済額を踏まえたうえで、会社の事業内容や特色に応じた融資形態を検討する必要があります。

どのような方法で資金調達をすればいいのか悩んだときは、専門のコンサルタントに相談しましょう。京都市の笹谷公認会計士事務所なら、プロの知見から会社に合った最善の方法をご提案いたします。

出資・融資それぞれのメリット・デメリット

メリットとデメリット

ここでは、出資と融資のメリットとデメリットについて解説します。資金調達の方法を検討する際は、それぞれの特徴を踏まえたうえで、自社にとってより有利なほうを選ぶようにしましょう。

出資のメリット・デメリット

出資を受ける大きなメリットは、出資金の返済と利息がないことです。株式を購入してもらうのが一般的ですが、それに伴う費用を返済する必要はありません。創業後すぐで業績もなく、金融機関から融資を受けることができないときに、返済なしの出資金は有効な資金となります。

一方デメリットは、経営の自由度が低下するということにあります。出資して株主になるということは、会社経営の権利を得ることです。会社の経営を出資者の意向に沿うようにする必要があります。また、株主の保有率が高くなると経営権を握られるというリスクも否定できません。

融資のメリット・デメリット

融資を受けることのメリットは出資とは違い、経営権を握られる可能性がないという点です。融資は金融機関から直接資金の借入を行います。株式を売却するわけではないので、経営権が分散することなく経営者の意向だけで、会社を運営することが可能です。

融資の実績を作ることでのちに経営難に陥ったときに、金融会社から追加の融資を受けることができる可能性が高くなることもメリットです。一度融資を受け、返済の実績を作っておけば、万が一会社が傾いたときも安心して立て直しを図ることができます。

融資のデメリットは返済をしていく必要があるということです。融資とはすなわち借金ですので、利息をつけて返済しなければなりません。また、融資を受ける際は審査があり、ある程度の時間を要します。

ただ、審査完了まである程度の時間はかかるものの、出資者を探すより融資のほうが、スピーディーかつ効率的に資金調達ができるケースも少なくありません。かなり将来性が見込める有望な企業でない限り、起業時に出資を受けるのは容易ではありませんし、現在の超低金利時代では融資のほうが有利に調達できるでしょう。

京都市で資金調達に関するコンサルタントをお探しなら笹谷公認会計士事務所へ

資金調達の方法には出資と融資があり、どちらが自分の会社に合うか判断する必要があります。

出資は出資金の返済と利息がないというメリットがある一方で、会社の経営を出資者の意向に沿うようにする必要があることから、経営の自由度が低下するというデメリットがあります。

また融資は、金融機関から直接資金の借入を行うことから、経営権を握られることはありません。しかし、融資とはすなわち借金ですので、利息をつけて返済しなければならないというデメリットがあります。

このように、それぞれにメリット・デメリットがあることから、それを理解したうえで、会社の経営方針に合う資金調達方法を選ぶことが大切です。判断に迷ったときは専門の知識を持つコンサルタントに相談し、経営のアドバイスをしてもらうのが最善の方法だといえるでしょう。

京都市で資金調達のご相談なら、笹谷公認会計士事務所にお任せください。資金の融資・出資が必要な方を全力でサポートいたします。事務作業を効率化するためのクラウド会計やその他アプリケーションの導入などもご提案し、起業時だけではなく、事業が軌道に乗るためのサポートもさせていただきますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

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