テクニカルな話から入ったので本題まで書けませんでした。 さて、のれんの処理が日本とIFRSでなんとなく違うのはわかって頂けたでしょうか? 日本はマイルドに消す。IFRSはオールorナッシングで消すという事が分かってくれたらうれしいです。 ようやく本題に入れます。 M&Aの手法の中でMBOという方法があります。 まぁどんな方法かというのは割とどうでもいいですが、以下の通り バッと上場株式買い占めて非上場にする →業績をグイーンとあげる →業績が上がってるので株に高い値段がつく →もっかい上場して、株を売ってぼろもうけ!! こんな感じです。 その方法を使うと先ほどののれんが出てきます。株を買い占めてますからね。 さて、こんな方法を使った身近な会社がスシローとすかいらーく(ガストとかバーミヤンの親玉)です。 どちらも上場→非上場→再上場という流れをとっていま・・・続きを読む
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MBOとIFRS ①
個人的にはあまり好きではないIFRS 国際会計基準といいまして、日本の会計基準とちょいちょい異なることがあります。 結構話題になるのはのれんの処理です。 資産100億、負債50億の会社を買収した時、純資産は50億円ですが、たいてい50億では買えないわけです。 仮に150億円かかったとします。このときは100億円がのれんというものになります。 ここでです。 差額の100億円であるのれんは資産とされます。 諸説ありますが超過収益力であるみたいに言われることが多いです。 もうけるパワーと言えばわかりやすいでしょうか?? この儲けるパワーを日本基準では20年以内(何年にするかは企業が決めてOK)で費用にします。 謎なもんをずっと資産とするなって話ですね。 結婚するときに『預金幾ら持ってる??』と聞いた際に 『預金は10万円しかないけど、儲けるパワーは300万円だ・・・続きを読む
金融庁の森長官 つづき
投資信託はざっくり2パターンあります。 アクティブ→頭のいい人が必死に銘柄考えて売ったり買ったりするもの パッシブ→日経平均とかTOPIXに連動するように作るもの。頭がいい人が銘柄選んだりしない 上のアクティブのほうが一見よさそうに見えますが、 長いスパンで見てみると、下のパッシブのほうが成績がよいそうです。 といいますのも、上のアクティブは頭のいい人が一杯必要なので高コストなのです。 大体銀行でこういうアクティブの奴を買うと、手数料3パーセント、毎年の手数料が1.5%とかです。 昔自分の母が凄腕とかいうアクティブ型の投資信託を買いまして(今あるのか知らないですが)、 日経225より下がってて『何が凄腕や!』と言っていたのを思い出します。 正直上に書いたような手数料払ってまで投資する価値のあるアクティブ型ってそんなにないので、 僕はアクティブ型をほん・・・続きを読む