京都の家ってやたらと長細いです。 ウナギの寝床とか言うくらいですしね。 僕自身はそういう家になれているし、一人暮らしの時もアパートなんて総じて 長細いものですし、不自由だなぁと思うことはあまりなかったりします。 長細いっていうのも捨てたものではなくって、お国は長細いなんてかわいそうにと 税金を安くしてくれたりします。 間口5×奥行20メートルのおうちと、間口10×奥行10メートルのおうちですと、 大体10%くらい長細いほうが税金上評価が安いです(住宅地の場合)。 路線価300の場所で2000万円位その他の資産があるとしますと、 相続税は長細い人の方が107万円、正方形は160万円です。(新税率お子さん一人の場合) これを大きいとみるか小さいとみるかは人それぞれだとは思うのですが、 ウナギの寝床って言われる京都の特徴は知らない・・・続きを読む
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手書きの申告書
僕らの業界は少し古い業界かもしれません。 それでも、手書きの申告書を作る人ってもういないかなぁと思います。 僕自身もソフトを使ってさらっと書いてしまいます。 けれど、手書きって面白くって、手で書くと自分の理解の浅い所とかが如実に出てきます。 ということで手書きで練習するっていうのも勉強のためにやってみようかなと思います。 実際にそれを提出はしませんけどね。 ちょっとした自己研さんです。 ささ・・・続きを読む
小規模宅地ってなんぞ。
相続っていろんな特例があるのですが、 その中でも最もインパクトが強いもののひとつはこの特例じゃないかなぁって思います。 ご夫婦で旦那さんがなくなって、奥さんが遺族になった場合って そのまま旦那さんの家に住む場合が多いって思うので、普通に適用されるかな。 一方でその残された奥さんが亡くなった場合、息子さんがそのマイホームを相続するのでしょう。 けどここに落とし穴。 もう長男だから両親と一緒に住むなんて習慣ってこの日本でほぼ絶滅しかけてると思うのです。 ご両親に立派に育ててもらった息子さんは奥さんと子供と素敵なマイホームで 暮らしているとしましょう。ありがちですね。 はい小規模宅地の特例は使えません。 小規模宅地って簡単に言うと土地の評価を2割にしてくれる素敵制度です。 僕のかつて住んでいた中野で旦那様に先立たれた奥様が200平・・・続きを読む