ちょっと前のことになりますが、
実質賃金の金額が間違えていたみたいな話がありました。
それまでは実質賃金が3%伸びたという統計が出て、その一方で専門家から疑問符が付くという状況でありました。
僕は完全に自営業ですので、景気が良くなったから収入が増えるみたいな話は全然なくて、
お客さんが増えるか増えないかというだけの話なので、
あんまり社会の状況が分からない感じでした。
お客さんの決算書とかを見ていても、新しい試みが当たったか外れたか、
その方の業界はどういう業界かという事で決算が左右されるので、
あんまり景気の良しあしを肌で感じることはありませんでした。
そんな私ですが、ふらりとタクシーに乗るときにはタクシーの運転手さんに
景気はどうですか??と尋ねるのが何となくの習慣になっております。
2017年とかですと、中国の人は近場の移動ばっかりやとか、
欧米の人は意外と財布の紐が固くてタクシーに乗ってくれないみたな愚痴が多かったのですが、
2018年ちょっとびっくりしたのが、『日本人全然あきませんわ。』という声を聞いたことです。
今までは外国人の動向をしゃべる方が多かった中、日本人全然あきませんという感想は結構衝撃でした。
外食とかですと鳥貴族が280円から298円にしただけで既存店の売上がガッツリ落ちたというニュースを見たりしていたので、
賃金3%伸びたといわれてほんまかいなとちょっと思ってはいました。
でも流石に嘘もつかないだろうし。。。
なんて思っていた2018年の年末でしたが、結局嘘で実は寧ろ下がっていたらしいですねぇ。。
統計って現状を把握するための手段であって、成果を誇るための目的ではないのに、
なんであんな無駄な事するんでしょうねぇ。。
より誤った判断を引き起こすだけですよ。
このまま消費税増税が流れてくれると、複数税率も同時に終了するので、
個人的に今回のニュースはちょっとした僥倖でありました。