金融庁の森長官 つづき

投資信託はざっくり2パターンあります。

アクティブ→頭のいい人が必死に銘柄考えて売ったり買ったりするもの
パッシブ→日経平均とかTOPIXに連動するように作るもの。頭がいい人が銘柄選んだりしない

上のアクティブのほうが一見よさそうに見えますが、
長いスパンで見てみると、下のパッシブのほうが成績がよいそうです。

といいますのも、上のアクティブは頭のいい人が一杯必要なので高コストなのです。
大体銀行でこういうアクティブの奴を買うと、手数料3パーセント、毎年の手数料が1.5%とかです。

昔自分の母が凄腕とかいうアクティブ型の投資信託を買いまして(今あるのか知らないですが)、
日経225より下がってて『何が凄腕や!』と言っていたのを思い出します。

正直上に書いたような手数料払ってまで投資する価値のあるアクティブ型ってそんなにないので、
僕はアクティブ型をほんの一部の良心的なとこ数社を除いてなくなればいいのにと思っていました。

と思っておりましたら、来年から始まる積立NISAはあらかじめ金融庁がスクリーニングしてくれます。
積立NISAの対象となるには全うな投資信託ならクリアしているべき条件をクリアせねばなりません。
その結果アクティブ型ですと5銘柄位しか残らないそうです。

確定情報ではないのですが、
・さわかみファンド
・ニッセイ日本株ファンド
・ひふみ投信、
・セゾン資産形成の達人ファンド、
・ゆい2101(鎌倉投信)
だそうです。

その他大勢のアクティブ投信は積立NISAの対象外です。
今回の積立NISAは金融機関にとって美味しいものではないかもしれませんが、
普通の一般投資家にしてみると逆に投資する価値があるものが残っていると思います。

実は上に書いたうちの3つはアンチアクティブ投信な僕も
『ここの投資信託なら買いたい』と思っていたものです。
正直な手数料とまっとうなポリシーに則って投資なさっているからです。

森長官はとても大胆でかっこいいなぁと思います。
積立NISA僕もしようかな。