社保の減額について

確定申告も今日で一区切りという感じです。

確定申告期に入る前に同業の方との私的な飲み会がありました。

その中で結構盛り上がったのが社保の話でした。

僕自身は先月までは税理士国保に入っておりまして、自分でも損しているのは分かっておりました。この保険は加入者の世帯の人数×年齢(40歳以上は介護保険があるので高くなる)という単純な方法で算出されます。

市町村の保険は人数と年齢、そして世帯の所得から算出算出されまして、通常限度額というのがあります。僕の家は両親ともに収入があるせいで余裕で限度額なのですが、税理士国保にはこの限度額制度がないのです。

この税理士国保に入ったのは10年前のことで当初は結婚もしてなかったし、子供もいなかったので圧倒的に税理士国保が安かったのですが、子供も二人いるので普通の京都市の健康保険に入る方がお得になってしまう状況でした。それで京都市の健康保険に切り替えたのです。

さてさて、その参加者の中には一人トリッキーな事をしている先輩がいらっしゃいました。法人を作り、その法人で職場(ワンルームマンション位だと思うのですが)を購入するというものです。賃料としてその法人に彼がお金を支払い、その法人はゲロやすい役員報酬を彼に支払う。

そして法人で先輩は給与収入者として社会保険に加入しておられるようです。彼は結構収入のある方なので、本来京都市の保険に入ると、100万円近い健康保険料と20万円の国民年金を支払う事になります。一方給与収入者の最低限の社保料(厚生年金含)は会社負担個人負担合わせて27万円とかです。こんなアホみたいな事をするだけで100万円の節約ができるって凄いなと思います。

今度時間が出来たら、サラリーマンとフリーランスの社保や税負担の比較表でも作ってみようかなと思います。フリーランスはこの先輩のスキームを使うと社保はかなり安くなるはず。
未だ計算は未了ですが、サラリーマンは業務委託になった方が社保含めた税負担は安くなるのでは??と思ってはいます。